前橋工科大学とダナン工科大学交流ワークショップの協創（その2) -ダナン中心市街地のセントラル·スクェアの再開発計画-

摘要

多くのベトナム人学生は、歴史あるものを残したい、 大切にしたいというという気持ちが強かった。これは、rn急成長しつつある100万人都巿ダナンの街の中に、自分rnが過ごした街の風景を残したいという考えのもと、ハン 市場や商店街を残すという考えに繫がっている。建物と しての価値をハン市場に見出すことはできないが、巿場 開放政策の起点であることへの愛着は極めて強かった。 また、歩車分離の案が多いが、これは日本人学生が、敷 地調査へ行った際、自分たちだけでは、交通量の多いベ トナムの道路は渡れないと感じたことから生まれた。こ れは、普段からこの街で過ごしているベトナム学生には、rn気づけない点である。共通提案としては、駐車スペース を設けるという案がほとんどである。これは、ダナン中 心市街地でバイクや車の路上駐車が多く目立ち、歩道を 塞いで危険である、また街の景観が崩れるといった共通 の認識があったことから生まれた。