ICT を活用した学習空間の計画に関する研究: フィンランドの先進事例を対象として　その2

摘要

2018 年現在、2020 年の学習指導要rn領改訂に関連し学校教育の現場において「アクティブラーニrnング」注1）、「ICT」注2）といった教育用語が飛び交っている。rnICT は電子黒板やノートパソコン、iPad などの活用が代表的rnなイメージだろう。ICT を活用すると、小中学校において学rn力テストの成績が上がるとの結果もあり、インターネット技rn術の普及とあわせて肯定的に社会には受け入れられている。rn前報1）では、フィンランドの先進的事例における学習環境rnについてICT 設備を中心に実態をとらえた。本報では引きrn続きフィンランドの先進的小学校を対象に、ICT を活用したrn45 分授業の学習空間の質について考察する。