接合金物と接着剤を併用した木材接合法の強度発現機構について（その14）繊維平行方向引抜き耐力設計手法の検討

摘要

本報では、本接合法の設計式を提案するために、2 種類rnの設計式より算定した設計値と実験値の比較を行った。rnその結果、埋込み長さが短い場合には簡易設計式が、長rnい場合にはEurocode 式が概ね実験値の下限値を推定するrnことが確認された。そこで、簡易設計式の簡易さと埋込rnみ長さの増大による最大耐力の頭打ちを考慮して、埋込rnみ長さによって設計式を使い分けることを提案する。今rn後は、一般的なGIR 工法の設計式の提案を目指し、全ねrnじボルト形状以外のものを挿入した場合、また接着剤のrn種類が異なる場合にも同様の設計式が適用できるのかをrn検討する必要がある。