居住の実態と求められる共用空間について地方中核都市（宇都宮市・静岡市・新潟市）における民間分譲集合住宅に関する研究（その２）

摘要

我が国の民間分譲集合住宅（以下、集合住宅）は、全rn国で居住形態の中核を担っており、近年は地方都市でもrn大規模な計画が多く見られるようになった。地方圏の戸rn建て住宅及び住宅街を見てみると、独自の空間や居住意rn識を形成している一方で、集合住宅の計画は、画一的なrn計画が行われやすく、地域の特性を見出すことが難しい。rnこの現状からも、集合住宅は今後、地域の発展を妨げるrn可能性があると推測され、地域の環境や様式、住居観をrn考慮した集合住宅のあり方の研究が必要と考える。