メタけい酸ナトリウムの添加方法がジオポリマーモルタルの圧縮強さに及ぼす影響(その２：実験結果および考察)

摘要

本報(その２)では，メタけい酸ナトリウムの添加方法rnがジオポリマーモルタルの圧縮強さに及ぼす影響に関すrnる実験結果および考察について報告した。本実験結果をrnまとめると，以下のようになる。rn1)PM法では目標フロー値を得る単位水量は，NSの添加rn量が多くなると大きくなる傾向にある。rn2)NS水溶液の濃度にして3.0mol/Lまでの範囲であれrnば，NSの添加方法に関わらず，NSの濃度が高くなるrnほど，FAの比表面積が大きくなるほど圧縮強さは増rn大する。rn3)PM法では，比表面積が7000cm2/g程度のFAを用いNS添rn加量を3.0とすれば，適量のSTを添加することで，常rn温養生であっても圧縮強さが約40N/mm2のGPモルタルrnが得られる。rn4)FAの比表面積が大きくなるとNSの添加方法に関わらrnず，空気量はエントラップドエアが増大する傾向にrnある。rn今後は，PM法の練混ぜ方法を詳細に検討するとともrnに，NSの添加量，FAの品種，およびSTの外割添加率が，rn圧縮強さに及ぼす影響について，より詳細に検討していrnきたいと考えている。さらには，GPの反応メカニズムにrnついても解明したいと考えている。