鉄筋コンクリ－ト造梁外端におけるスラブ有効幅 その1 実験計画

摘要

スラブ有効幅（片側協力幅）は、許容応力度計算ではrnスパンの1/10 程度、保有水平耐力計算では1m 程度が仮定rnされている。しかし、この仮定は筆者らが2010 年から実rn施してきた連続２スパンの架構試験体による実験結果1)でrnは梁の降伏変形付近でスラブ全幅に近い鉄筋が有効であrnり、明らかに控えめな仮定である。保有水平耐力の評価rnでは安全側であるが、梁降伏型の保証設計には安全側のrn仮定ではない。ただし、これは梁の軸方向変形が関係すrnるメカニズム2)によることから、直交梁の剛性は内スパンrnの連続梁では影響しないが、外端ではスラブ有効幅と層rn間変形の関係に直接影響する可能性がある。3)4)