建築修繕履歴から考える建物の経常修繕に関する研究

摘要

今回の分析結果から分析対象の分類が細かくなるほど、rnより深い考察が可能だと確認された。rnまた、工事内容を細かく分類することによって、4 つのrn条件では取り除ききれなかった経常修繕ではないデータrnを発見することが容易になった。細かい分類での分析はrn対象外のデータの発見と共に、分析の質を高めるためのrn条件の改善に繋がると考える。rn経常修繕の周期と耐用年数の周期の関係性を分析し、rn経常修繕を行うことで耐用年数以上の使用が可能と確認rnできれば、経常修繕を考慮した中長期保全計画のモデルrnを作成できると考える。