シリコーン系シーリング材とEPDM 系ガスケットの適合性に関する研究その2：試験結果とまとめ

摘要

試験の結果，以下の事が明らかになった。rn① 過去に問題となった可塑剤と加硫促進剤を意図的rnに配合した試作品ガスケットとの組み合わせの結rn果から，シリコーン系シーリング材とEPDM 系ガrnスケットの適合性を確認する方法として，加熱試験rnは有効ではなく，屋外暴露試験と人工光暴露試験がrn有効であることが確認された。rn② 市販品のEPDM 系ガスケットは，一部の組み合わrnせ・劣化条件においてシリコーン系シーリング材のrn接着性に影響を及ぼすことも確認されたが，試作品rnガスケットよりも影響は小さかった。rn③ EPDM 系ガスケットとシリコーン系シーリング材rnは接着するため，シーリング材は3 面接着状態になrnってしまう。rn以上の事から，3 面接着を回避し，且つ，EPDM 系ガスrnケットからの成分移行に伴うシリコーン系シーリング材rnのガラスへの接着力低下を防止するためには，シーリングrn材とガスケットとの間に適切な絶縁材を施工することがrn望ましく，そのための環境作りが必要と考える。rn今後は，シリコーン系シーリング材とEPDM 系ガスケッrnトの適合性をより短時間で確認するための試験方法や，こrnれらの適合性を明確にするための基準策定について検討rnを進める予定である。