コロナ禍の今こそ日本の鉄道技術の国際発信を

摘要

昨年の春、政府の緊急事態宣言に伴って、全ての講義をオンデマンドやオンラインコミュニケーションツールを用いてのオンライン講義とすることになつた。これ以降、それまでオンライン講義など経験がないほとhどの教員が手探りで講義を行うことになった。自分の講義の動画を録画し、毎週YouTube(ユーチューブ)にアップするなど、ユーチューバーかと疑うような、それまでの大学の教員とは思えない作業を行ってきた。オンラインには、それなりのメリットもあると思われるが、学生の反応がほとhどわからないオンライン講義での「暖簾に腕押し」感を多くの教員が感じているものと思う。一方で、オンラインのメリットも実感できた。上意下達の〇〇会議などはオンラインで十分であることもわかり、それまでの会議がいかに非効率であつたかを痛感することになつた。