ハリケーン報道に総力戦 ニュース専門局が高視聴率

摘要

米東海岸を直撃した大型ハリケーン「サンディ」は、米メディア界にもさまざまな影響を及ぼした。全米最大のテレビ市場を抱えながらも深刻な被災地になったニューヨークのローカル局は数日にわたり特別番組を組み、被害状況について総力を挙げて放送した。取材対象があまりにも広範だったため、レポーターやカメラの数が不足。CBSネットワークの直営局WCBSテレビは、ミネソタ州やテキサス州の姉妹局に応援を要請したという。また、各局とも視聴者がスマートフォンなどで撮影した映像を積極的に取り込む姿勢が目立った。