IGZO液晶端末を強化14年度には全機種搭載へ先駆的技術で優位性確保

摘要

シャープは5月23日、東京都港区の同社東京事業所で「スマートフォン·タブレット新製品說明会」を開催。国内3キャリア向けに提供されたIGZO液晶やフルセグチューナー搭載の新製品のラインアップを紹介するとともに、同社の事業戦略について説明した。会見した通信システム事業統轄兼通信システム事業本部長の長谷川祥典氏は2012年度を振り返り「12年度下期のスマホとタブレットの出荷でIGZO搭載の割合が当初計画の30%を上回り40%強に達した。国内3キャリアすベてから当社IGZO搭載端末が発売。その省電力性能から2日間は電池切れを心配することなく端末が使えることをアピールできた。14年度にはIGZOの搭載率100%を目指す。しかし全体的には国内シェアがかっての1位から3位に転落しており、さらなる商品力の強化でシェア奪回を図る」と話した。