PM専門の制作会社 独自技術を駆使して事業展開 アシュラスコープインスタレーション 低コストで多様な用途に対応

摘要

プロジェクションマッピング(PM)専門の制作会社、アシュラスコープインスタレーション(東京都新宿区、秋葉哲也社長)は、PMを実施する際の問題をクリアする「Motion Space 2.5D」(同社特許技術)を駆使して事業を展開中だ。秋葉社長は「近年話題のPMだが、実施にあたってはさまざまな課題があり、実現に至る案件はそう多くないのが実情」と話す。同社はPMという言葉がなかった時から同事業を実施し、15年間の蓄積されたノウハウを基に、新しいPM技術でを開発している。秋葉社長は「PMは機材のコストがかかるというのが大きなハードルの1つ。当社は設置調整の時間を大幅に削減し、機材•会場費のコストを下げることを可能にした。PMのスクリーンは、映像がきれいに出るように白い造作物であることが多く、投映していない時は何の効果もない。当社の技術はグラフィックに投映するので、投映していない時も広告として成り立つ」と説明する。