CGの専門学会・展示会「SIGGRAPH2013」レポート⑤ 広がる技術研究の領域 画像を基に「どう使うか」追求 無限ループ映像など発表

摘要

CG•インタラクティブ技術の学会•展示会であるSIGGRAPH2013(主催=米ACMSIGGRAPH以下、シーグラフ)では、テクニカル•プログラムと呼ばれる部分が学会に相当する。ここでは、世界最高のCG•インタラクティブ技術の研究結果が発表される。また、ポスター発表、コース(講習会)など多彩なイベントもある。これらの発表から見て取れるのは、CGと言っても画像を作るだけではなく「使うこと」にまで幅が広がったということだ。取り込んだ画像を基に、より豊かな情報や価値を付けるのがCGの仕事になってきた。