4K/8K、モバイル、IPまで包含 注目の米ATSC3.0 世界統一規格を視野に 2013NABショー

摘要

2013NABショー(展示会=4月8-11日/米ラスべカスコンベンションセンター)では、4K/8Kとともに、次世代テレビを見据えた動きも垣間見えた。注目されたのは「ATSC3•0」の動向だ。これは、世界統一の放送方式を視野に米国が規格化をスタートさせたもので、4K/8K、モバイル、IPなどを含めたシームレスな規格を目指している。4Kについては、レッドディジタルシネマ(以下、RED)ゃソニーを筆頭に、制作環境の底上げが図られていた。符号化方式「HEVC」も着実に前進している。