日本サッカーミュージアム 縦2メートル×横10メートルの大画面 「ヴァーチャルスタジアム」上映

摘要

2002年サッカーワールドカップ日韓大会（以下、02年W杯）の開催を記念して03年12月に開館した「日本サッカーミュージアム」（東京都文京区、小倉純二館長）には、メガビジョン技術を応用し大会招致の際にプレゼンした「ヴァーチャルスタジアム」（横約10メートル×縦約2メートル）の大型映像システムが導入されている。メガビジョン映像システムは、最大で48対9（ハイビジョン×横3面相当）の横縦比に達する超ワイド高精細映像を、ハイビジョン技術をべースにひずみ、つなぎ目なく実現したもの。02年W杯では、サッカーのピッチ全体をシームレスに1つの画面で映し出し、総務省や青山TEPIAなどの会場でパブリックビューイングも実施した。05年の愛知万博では、ソニーが展示した2005型レーザープロジェクターシアターの横長大画面に活用されたほか、JRA東京競馬場の世界最大級大型LEDワイド画面「ターフビジョン」（三菱電機製）の映像表示にも応用された実績がある。