JVCケンウッド·ビデオテック 国際セキュリティー認証を取得 ハリウッドの要望に対応

摘要

JVCケンウッド·ビデオテック(東京都渋谷区)は、ハリウッドメジャーが推奨する認証機関「The Content Delivery & Security Association(CDSA)」から、日本のポストプロとして初めてコンテンツセキュリティー分野の国際認証を受けた。「Content Protection and Security(CPS)」と呼ばれる海賊版防止とコンプライアンス遵守を目指したプログラを満たしたことに依る。同社は従来、映画会社から日本語版制作を受注するに当たり、クライアント各社の基準にのっとってきた。13年初頭にCPS認証取得の要望があったことから、体制の見直しを始めた。社内には各部門の担当者をメンバーとするプロジェクトチームを構成。社内のインターネットアクセス環境やUSBメモリー、ブランクディスクの取り扱い、外部の制作関係者との素材のやりとりなとの規程を設けた。今後は1年に1回の審査を受け、環境と体制の保持向上に努めていく。