メディア平成30年史終テレビと視聽者

摘要

テレビ技術は基本的に、「遠くの今」を「よりリアル」に見せるべく進化してきた。「遠くの今」は当シリーズ②「緊急報道」で触れた通り、東阪名から日本全国、そして日米を経て月まで届き、さらに世界各地へ一斉に届けるまでに至った。一方「よりリアル」はテレビ受像機の進歩の歴史で、平成の30年では高画質化と大画面化が進んだ。しかし、視聴者のテレビとの接し方は、反比例するように距離を空けてきた。平成M年間での両者の関係の変化を考える。