力指向グラフ描画アルゴリズムにおける頂点移動方法の改良

摘要

無向グラフを対象とした描画法の一つとrnして，川西らの方法が知られている．この方法は，いrnくつかの評価基準に関して，他の代表的な力指向描画rn法より優れた描画を得るものであるが，（ⅰ）最終的な描rn画が頂点の処理順序に依存し，その順序によっては不rn適切な描画になることがある，（ⅱ）対応できるグラフrnのサイズが狭い範囲に限られている，という問題をもrnつ．本論文では，川西らの方法の頂点移動方法を改良rnすることによって新しい描画法を提案し，その有効性rnを計算機実験により示す．