子供のリハビリを支援するインタラクティブシステムの開発

摘要

We developed a new interactive system to support a child with physical disorders to continue appropriate rehabilitation pleasurably at home. We selected a ten-years-old boy suffering from "Spina Bifida Aperta" as the target patient and constructed an interactive system that employed the step motion, an effective rehabilitation method for him. Experiments were performed to evaluate the system.%本研究では、障害を持つ子供に対し、リハビリを楽しく行えるようにすることで継続性を持たせ、家でも正しいリハビリが行えるインタラクティプシステムの構築を目的とした。今回は、顕在性二分脊椎症の男児をシステム対象者とし、対象者に対し有効なリハビリ法であるステップを取り入れたゲームシステムを構築した。実験結果から、リハビリを継続して行うことが出来た。しかし、今回確課できたリハビリ効果は、当初想定していた正しいリハビリを行うことによるリハビリの効果（前足部への足圧の増大）とは別の効果（バランス能力の向上）であった。