北ガス、セイコーエプソンに再エネ実質100%電力提供セイコーェプソンは国内拠点使用電力全再エネ化

摘要

北海道ガスは、11月1日よりセイコーエプソンの千歳事業所と札幌ソフトセンターの2拠点に対し、非化石証書を利用した実質再生可能ェネルギー100%の供給を開始した。このメニューはトラッキング付非化石証書を活用するためRE100に対応している。環境価値を活用した再エネメニューの提供は、北ガス初の取り組みとなる。北ガスではこれまで、「北ガスの電気」を支える電源として、環境性·経済性に優れた分散型エネルギーの供給体制の整備や、再エネの導入拡大を図つている。北ガスの電気の顧客件数は、2021年9月末時点で20万5,000件に達する。同社は需要家の事業活動における低炭素化、脱炭素化を求めるニーズに応える新しい取り組みとして、環境価値のある電力メニューも提供していく。なおセイコーエプソンは、今冋の北ガスによる実質再エネ100%メニューの提供をうけて国内拠点における使用電力のすべて年間530GWhを再エネに転換し、およそ年間25万トンのCO_2削減効果を創出する。同社は2023年までに世界に展開するエプソングループ全拠点の使用電力を100%再エネ化する。今回の取り組みも含め2021年度はエプソングループ全拠点の使用電力に対し約40%が再エネ化する。