AGC、シンガポールで太陽光発電ガラスが採用シンガポール工科大学で、出力57.7kW

摘要

AGCは、同社の太陽光発電ガラスが、2024年にオープン予定のシンガポール工科大学ブンゴル新キャンパスのフードコート天窓部分での採用が決定した。キャンパスでのA G Cの太陽光発電ガラス採用面積は約400m~2で定格出力57.7kW相当。シンガポール工科大学のプンゴル新キャンパスは、同国建設局のSLE認証(Super Low Energy,従来の建物で必要なエネルギーを省エネと創エネで40%以上削減した建物に与えられる認証)の取得を目指し、エネルギー供給元を分散し地域の再生可能エネルギーの有効活用を可能にする「マルチエネルギー·マイクログリッド」を、東南アジアで初めて設置する予定だという。大規模発電所に頼らず、電力消費者の近くに小規模な発電施設を設置し太陽光、蓄電池、EVなども利用し電力を供給する(画像はキャンパスの外観イメージ、AGCのリリースより引用)。