エンバイ才/CRE、グリーン電力供給合弁設立物流施設の使用電力100%再エネ化推進

摘要

エンバイォ•ホールディングスは、物流施設開発業のシーアルイー(CRE、東京都港区)との共同出資により、グリーン電力の供給事業を手掛ける新会社「株式会社エンバイオC•エナジー」を設立した。同社への出資比率は、エンバイォ•ホールディングスが85%、シーアールイーが15%で資本金額は1,000万円。両社のうちエンバイォ·ホールディングスでは、開発中案件も含め太陽光発電所、バイオマス発電所を国内外で35サイト、40MW規模で展開している。またCREでは、同社が開発する物流施設「LogiSquare(口ジスクエァ)」において太陽光発電システムを導入しており、これらの設備はFIT制度に基づく売電事業用として活用されている。今後に向けて、ロジスクェアの使用電力を100%再生可能エネルギーへ転換することを目的として、ロジスクェアの屋根を活用し、太陽光発電でのPP A(Power Purchase Agreement)方式によるグリーン電力供給を主な事業とする新会社を、共同出資で新たに設立した。今後はロジスクェアシリーズで相互に再生可能エネルギーを融通し合うスキームの構築や、CR Eグループが管理運営する第三者施設への再生可能エネルギー電力供給も視野に人れる。