J&T環境と萩原工業がプルーシー卜リサイクル年間5，000トンの回収、リサイクル計画

摘要

JFEェンジニアリングは、グループ会社であるJ&T環境と萩原工業(岡山県倉敷市)が、廃ブルーシートから再びブルーシートを製造する「Revalue+」の事業化を目指し、業務提携を開始した。現在、廃ブルーシートはその多くが焼却処理されており、一部のマテリアルリサイクルされている再生ペレツトについても、再生ペレツ卜の品質の問題からブルーシートの原料とはならずカスケードリサイクルされているという。こうした中で、ブルーシート生産量で国内最大手の実績を持つ萩原工業と、廃棄物の回収ネットワークとリサィクル技術を持つJ&T環境が協業することによって、国内初となる廃プルーシートの水平リサイクルの実現に向けた取り組みを両社で開始する。プルーシートの循環スキームを段階的に構築し、廃ブルーシート年間5,000トンを取り組みの対象物として回収、リサイクルすることを目標とする。両社のうち萩原工業は1962年に設立された。同社はプラスチックを主原料とした合成樹脂繊維を用いた関連製品の製造•販売や、合成樹脂繊維技術を応用したスリッター等、産業機械製造•販売事業を手掛ける。