鹿島、分散ファンによる最適風量制御空調システム開発空気搬送エネ44%削減

摘要

鹿島は、ダイキン工業と共同で、分散ファンによる最適風量制御空調システム「OCTPUS(才クトパス)」を開発した。大規模なォフィスビルなどで採用されるセントラル空調方式で、空調ゾーン毎にファン付風量制御装置を設置し、空調機と連携させることで空調風量制御を最適化し、省エネを実現する。空調ゾーン毎に分散設置されるファン付風量制御装置と、空調機内の給気ファンを連携して制御することで、ゾーン毎の熱負荷に合わせて必要最小風量の空気を最適な温度で供給するシステムとなる。ファン付風量制御装置の運転により分岐ダクト経路毎に送風制御を行うため、エネルギー口スを防ぐことができ、年間空気搬送エネルギー消費量を最大約44%削減可能と鹿島は試算してレ、る。