開港120周年を迎える七尾港のこれから

摘要

七尾港は石川県の北部、能登半島の中央に位置し、古くから能登の玄関口として能登地域の経済•文化の中心を担ってきました。能登島を天然の防波堤とし、冬季風浪の厳しい日本海においても安全な入港が可能な港として、合板工場や多くの製材業者が立ち並び、平成23年に「原木」分野での日本海側拠点化形成促進港にも選定されております。平成25年には大田地区国際物流ターミナルが水深11mで供用を開始し、より大型の貨物船が入港可能となりました。また、平成27年には矢田新地区において県内唯一の耐震強化（旅客船）岸壁が完成し防災•交流拠点としての機能強化が図られております。