ノンストーク型定湯面式低圧鋳造用三槽炉「NewLP」-トウネッ

摘要

アルアンダーのトウネッ（静岡県富士宮市、望月城也太社長）が、新たに三槽タイプの低圧鋳造炉を完成させた。原型となったのは、約10年前に開発された足湯面式二槽炉。今回は新開発の軽量耐火断熱材を使用するなどし、三槽炉として生まれ変わった。二槽式は一槽式に比べると（手製品品質?生産量がアップする、②設置コストの低減が可能といったメリットがあったが、さらに三槽式にすることにより、①消耗部品（ストーク）がないため維持コストの低減が可能、②加圧面積が小さく、加圧気体の使用量も少ないため、酸化物の発生が抑制される、③加圧室が小さいため、アルミの捨て打ち量が減少する、④ダイベース下の清掃が不要になる（清掃場所は加圧部のみ）という特徴がある。