金型用鋼SKD61の高温アルミナイジング処理によって形成される合金層組織

摘要

生産の効率化のために製造現場では金型による加工が多rn用されている。金型は，熱，応力，摩耗等が著しい条件下rnで利用されており，その寿命の長短は生産性と大きく関rnわってくる。そのため金型の寿命を改善するために窒化処rn理等が利用されてきた。rn一方，鋼の表面にアルミニウムを圧著し，1173K以上のrn高温で拡散処理を行うと耐摩耗性に優れる合金層が生成さrnれることがわかってきた。また，表面からAl化合物rnを含む粉末状の拡散剤を用いてAlを拡散させるカロラrnイジングは，表面に耐酸化性の高いFe-Al系合金層を生rn成できることから，ダイキャスト金型への利用も考えらrnれる。