トウキョウビューティートレンド総まとめ。ピュアな肌で少女の一面を引き出せ

摘要

東京デザイナーたちが人人の女性の服の中に「永遠の少女」像を求める傾向が強いことは今に始まったことではないが、ヘアやメイクのトレンドを見る限り、2007年春夏はいつも以上に「ピュア」ヘの憧憬が強いシーズンといえそうだ。肌づくりには10代の少女のようにムラがなく、ふっくらと悔しいタッチが求められ、アイシャドーやチークといったカラーアイテムは顔のメリハリをつけるためというより健康的な素肌を演出するために使われている。リップで気になるのは、一度色をのせた後、無造作に色を拭い取ったようなテクニック。まるで食事の後、そのまま放っておいたかのような無頓着さが無垢なイメージを演出している。これらは決して子供っぽさの演出ではなく、大人の女性の中に潜む少女の一面を引き出すためのテクニックだ。