延岡市における下水道事業への法適用と組織統合について

摘要

延岡市は、宮崎県の北東部に位置し、九州山地を背景に清流五ヶ瀬川が貫流し、日向灘に面した、産業と歴史、文化とスポーツが息づく「市民力•地域力•都市力が躍動するまち」です。平成18年、19年には周辺の北方町、北浦町、北川町と相次いで合併し、人口約13万人、九州では2番目に広い面積を有する都市に生まれ変わりました。 歴史をさかのぼれば、江戸時代には、高橋、有馬、三浦、牧野、内藤の五氏の藩主が移封された延岡藩の城下町で、大正年間に進出した旭化成を中心とする工業都市の姿と商業、農林水産業の各産業が均衡する東九州の中核都市として発展してきました。