福岡市における公共工事安全推進の取り組みについて

摘要

建設業における労働災害は、長期的に減少しており、とりわけ死亡災害については、昭和60年代以降、年間1,000人前後で推移していたが、平成9年からは1,000人を大きく下回っており、平成25年は342人となっている。厚生労働省では、労働災害が引き続き減少するよう、平成25年度から第12次労働災害防止計画(平成25〜29年度)をスタートさせ、建設業を重点業種対策として取り上げて、一層の推進を図ることとしている。