栃木県の下水道行政•事業における市町との連携と強化: 経営環境の変化と課題への取組

摘要

1.下水道は衛生的な生活や都市づくり、公共用水域の水質改善、さらに雨水の浸水対策、環境負荷の削減、循環型社会の構築に貢献と、時代の推移とともに必要とされる事業を展開したインフラといえる。2.今日、人口減少、施設の老朽化等経営環境は激変し、下水道事業が直面する課題は山積する。3.そこで、下水道事業の特徴や維持管理、経営環境の変化を整理し本県の下水道事業の実施状況、さらに県の下水道行政と執行体制、役割について概説する。4.次に、事業の課題を分類整理し、市町との連携と強化について、これまでと、今後の取り組みを報告する。