厳しい気象条件の中，建設が進む中部電力・上越火力発電所20n1方式を採用した最新鋭高効率コンバインドサイクル発電

摘要

中部電力㈱が，現在建設を進める上越火力発電所は，同社にとって初の供給区域外の火力発電所であるとともrnに同社碧南火力発電所1号機の建設以来，約20年ぶりの新規地点での建設工事となる。rnまた同社の火力発電所は，ほとんどが，太平洋側の伊勢湾沿岸に立地しており，送電系統の安定上はもちろんrnのこと，東海・東南海・南海地震など災害時の安全保障や，燃料の受け入れルートの多様化といった観点からもrn重要な発電設備と位置づけられており，完成には大きな期待が寄せられている。rn日本海側特有の厳しい気象条件の中，同発電所建設の最前線で奮闘する同社上越火力建設事務所の各課の精鋭rnにお集まりいただき，話を聞くことができた（編集部）。