関西電力500kV金剛変電所新設工事に採用されたラップ工程と新たな設計

摘要

関西電力が新設工事を進めてきた500kV金剛変電所が，全面運用を開始した。関西電力では供給 エリアの大阪南，和歌山にまたがる南部500kV系統を，供給信頼度向上のため従来の放射状系統か らループ運用可能な系統とするべく工事を行っているが，その一環で，500kV金剛変電所の新設に いたったもの。今回の新設工事では，厳しいェ期をクリアするため，「ラップ工程」の採用と，新た な機器関連の設計などが採用されている