高周波パルス方式による接地抵抗測定：現行手法の問題点をクリァできる新しレ、接地抵抗測定手法の開発

摘要

今面考案した高周波パルス方式による接地抵抗測定に関して.フィールド試験ならびにFDTD法によるシミュレーシヨンを行い.本手法の実用性について検討を行った。結果として，高精度な電位降下法と同等な精度を有し，実測結果と解析結果もおおむね一致していることが確認できた。また，架空地線連接時でも鉄塔接地抵抗の影響が小さく，誤差が少ないメッシュ接地単独の接地抵抗値が特定でき.敷地の制約上.補助極が近傍配置でしか測定できなレ、場合であつても. 今回導出した補正式を利用することで，本来の遠方配置で測定する接地抵抗の真値推定が可能であることを明らかにした。