バイオガスを天然ガス自動車燃料として供給「こうべバイオガスステーション」4月から稼働

摘要

下水汚泥から発生する消化ガスから高純度のメタンガスを精製し、これを天然ガス自動車（CNG 車）の燃料に利用する事業を神戸市がスタートした。 神戸市の東灘処理場は、1日に16万m~3の汚水を処 理しており余剰汚泥が約1000m~3/日発生する。この 汚泥を減量·安定化するため、消化タンクに投入し て嫌気状態で加温貯留すると消化ガスが発生する。 消化ガスは、メタン約60%と二酸化炭素（CO_2） 約40%を主成分とする可燃性ガスで、再生可能な バイオマスエネルギーである。