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【24h】

遷移金属錯体触媒を活用するギ酸エステルまたはホルムアミドを原料としたカルボニル化合物の合成反応

机译:以过渡金属配合物催化剂为原料的甲酸酯或甲酰胺为羰基化合物的合成反应

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摘要

カルボニル化合物は自然界に広範に存在する重要な化合物群である。これら化合物の迅速かつ高効率な合成手法の開発は,複雑な分子の合成が求められる近年の有機合成反応開発において極めて重要な課題である。遷移金属錯体触媒を用いる合成反応はカルボニル化合物を得るための強力な手法の一つであり,一酸化炭素をカルボニル源とする反応は古くから活用されてきた。しかしながら,一酸化炭素は有毒なガスであり取扱いが困難であることや,一酸化炭素の金属への過剰配位による触媒失活がしばしば問題となる。近年では,一酸化炭素を用いないカルボニル化合物の合成法開発が注目を集めている。本総説では,均一系遷移金属錯体触媒を活用し,ギ酸エステルまたはホルムアミドを原料とするカルボニル化合物の合成反応について述べる。我々が開発したパラジウム触媒を用いた例として,ギ酸エステルおよびホルムアミドを用いたアルキンのヒドロエステル化反応およびヒドロカルバモイル化反応を取り上げる。これらの反応は,原子効率の高い付加反応の形式で反応が進行する。また,ギ酸エステルを用いたパラジウム触媒による臭化アリール類のエステル化反応についても紹介する。銅触媒を用いた例として,ギ酸エステルをカルボニル源とした1,2-ジエン(アレン)のボラホルミル化反応およびシラホルミル化反応を取り上げる。いずれの反応においても,反応最適化,基質適用範囲ならびに反応機構について述べる。
机译:羰基化合物是自然界中重要的一组重要化合物。在需要合成复杂分子的有机合成反应的最新发展中,针对这些化合物的快速高效合成方法的发展是极为重要的问题。使用过渡金属络合物催化剂的合成反应是获得羰基化合物的有力方法之一,并且使用一氧化碳作为羰基源的反应已被长期使用。然而,一氧化碳是有毒气体并且难以处理,并且由于一氧化碳与金属的过度配位而引起的催化失活通常是个问题。近年来,不使用一氧化碳的羰基化合物的合成方法的开发受到关注。在这篇综述中,我们描述了利用均相过渡金属络合物催化剂,以甲酸酯或甲酰胺为原料的羰基化合物的合成反应。以使用我们开发的钯催化剂为例,我们将研究使用甲酸酯和甲酰胺进行的alkin的加氢酯化反应和氨基甲酸酯化反应。这些反应以高原子效率的加成反应的形式进行。另外,我们还将介绍使用甲酸酯的钯催化剂进行的芳基溴化物的酯化反应。以使用铜催化剂为例,我们将使用甲酸酯作为羰基源,进行1,2-二烯(丙二烯)的戊酰化反应和甲硅烷基化反应。在每个反应中,描述了反应的优化,底物的应用范围和反应机理。

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