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4T1マウス担癌モデルに対する局所高周波温熱療法の遠隔転移抑制効果

机译:局部高频热疗对4T1荷癌模型的抑制作用

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摘要

高周波温熱療法 (Radiofrequency hyperthermia, 以下RF) は悪性腫瘍の治療法として広く用いられ効果を上げている. 腫瘍の原発巣に対して温熱療法を行った症例の内, 転移巣の縮小を見る症例がある. 本研究ではマウスの担癌モデルを用いて, 局所温熱療法による原発巣および転移巣の抗腫瘍効果を検討したので報告する. 6週齢の雌BALB/cマウスの左下肢に4T1/lucマウス乳癌細胞を接種し, 8 MHzの高周波温熱治療器を用いて週2回, 3週間の温熱治療を行った. また別のモデルとして腫瘍細胞接種後7日目に腫瘍中心部にドキソルビシン (doxorubicin, 以下DXR) を注入し増殖を抑制したモデルを作成した. 原発巣の腫瘍体積および重量の計測と転移巣の評価を組織学的に行う方法と, ルシフェラーゼによる蛍光活性を測定し評価した. 担癌マウスで脾臓の腫大を認めたため, 脾臓細胞内のリンパ球構成をフローサイトメトリーを用いて調べた. 原発巣の腫瘍体積および重量は, RFを行った群とDXRを腫瘍内注入した群で共に抑制されていたが, 肺転移は組織学的評価と蛍光活性を用いた評価とも, RFを行った群でのみ抑制されていた. 今回の実験では肝転移は認められなかった. さらにRFを行った群では生存期間の有意な延長を認めた. 脾臓細胞内のリンパ球構成では, RFを行った群でNK細胞数の有意な増加を認めた. 以上の結果から高周波温熱療法単独で, 腫瘍の縮小および肺転移の抑制効果が見られ, 生存期間も有意に延長を認めた. その機序については脾臓内リンパ球のフローサイトメトリーの結果からNK細胞の関与が最も考えられた.
机译:射频热疗(RF)被广泛用于治疗恶性肿瘤并有效,在将热疗应用于原发性肿瘤的病例中,有些病例显示转移灶缩小。在这项研究中,我们使用荷瘤小鼠模型研究了局部热疗对原发性和转移性病变的抗肿瘤作用,我们报道了6周龄雌性BALB / c小鼠左下肢的4T1 / luc。每周两次接种小鼠乳腺癌细胞并用8 MHz高频热疗仪处理3周,另一种模型是在肿瘤细胞接种7天后在肿瘤中心的阿霉素。 (DXR),以建立抑制生长的模型,该方法用于组织学测量原发灶的肿瘤体积和重量,评估转移灶,并通过荧光素酶测量和评估荧光活性。由于在癌症小鼠中观察到脾脏肿胀,因此通过流式细胞术检查脾脏中淋巴细胞的组成,在RF组和DXR肿瘤内注射组中测定原发灶的肿瘤体积和重量。但是,仅在组织学评价和利用荧光活性评价中均进行了RF的组中,肺转移被抑制,在该实验中未观察到肝转移。脾脏组的存活时间显着增加,脾脏细胞的淋巴细胞组成中,RF组的NK细胞数量显着增加。观察到了抑制肿瘤缩小和肺转移的效果,并且延长了存活时间,关于机理,从脾脏淋巴细胞的流式细胞术结果来看,NK细胞的参与最为重要。

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