高齢者が健康で安心して住み続けられる「健康団地」

摘要

神奈川県の県営住宅では、入居者の高齢化の著しい進行及び65歳以上の単身•夫婦世帯の急増が見受けられ、コミュニティ活力の低下と心身機能の低下が懸念される高齢者の増加が課題となっている。平成25年度から県営住宅を高齢者が健康で安心して住み続けられる「健康団地」に再生する取組みを進めている。本稿では、本県の県営住宅の現状と課題、「健康団地」の実現に向けた取組みを紹介する。