ミャンマーの都巿計画・都巿開発に関する日本の取組み

摘要

ミャンマーは中国、タイ、インド、バングラデシュと国境を共にするASEAN最西端の国で、推定人口約5,700万人、面積は日本の1.8倍の多民族国家。9割が仏教徒で、世界三大仏教遺跡のーつであるバガン遺跡は昨年世界遺産として登録された。主要産業は農業、天然ガス、製造業(縫製業等)で、輸出品目は天然ガス、衣類、米、豆類、鉱物等である。2011年に軍事政権から民政移管され、近年は東南アジア最後のフロンティアとも呼ばれて各国・機関、民間が開発・投資を競っており、経済はGDP年平均6~7%程度の増と高成長を続けている。