河川事業に携わる技術者への技術伝承: 九州防災エキスパート河川分会(河川技術サポート会)の取り組み

摘要

九州防災エキスパート会は、阪神·淡路大震災後の平成8年に九州地方整備局の防災活動を支援するためのボランティア組織として創設し、国土交通行政に携わった方々で構成している。近年は防災対応以外にも九州地方整備局の職員が減少するなか、技術伝承等様々な課題に対する問い合わせが職員OBに寄せられてきたことから、平成30年度より九州防災エキスパート会に新たに河川分会(河川技術サポート会)を設置し、九州地方整備局出先事務所からの支援要請に対して技術伝承等の取り組みを開始しており、その取り組みを紹介する。