環境シミュレーションに気軽に触れる，教育現場での試みRhinoceros+Grasshopperプラグインとしてのシミュレーションツール

摘要

2017年4月から延べ面積2,000m~2以上の非住宅建築物に対して，建築物のエネルギー消費性能基準(省エネ基準)の適合義務化が始まった。設計者はこれまで以上に設計初期段階から建築環境およびエネルギー消費についての検討を行うことが求められ，そのためには設計者自らが環境シミュレーションを行うか，あるいは協働パートナーが行った環境シミュレーションの結果をもとに建物仕様等を適切に決定する能力が必要となる。