小規模向け新方式開発へ、予備調査が本格化【資源循環センター】低コストFRP製「Lc型」メーカー4社の提案技術を候補に

摘要

社団法人地域資源循環技術センターは今年度、今後多くの事業化が 見込まれる小規模な農業集落排水整備地区での採用を見据えた、 より低コストなFRP製汚水処理施設「JARUS-Lc型（仮称）」の開 発調査を行っている。来年度から民間企業等と共同で実施する開発作業 に先立ち、現在、メーカー4社から提案を受けた新処理方式の候補技術を 対象に、現地調査に基づく処理性能や維持管理性の確認などを進めてお り、建設費や維持管理費の算出・比較検討も踏まえて、今年度末までに候補を1技術に絞り込む予定。