米国•オハイオにMBR技術の研究所を設立

摘要

クボタはこのほど、米国オハイオ州カントン市の下水処理場内にMBR技術に関する研究開発拠点を設立すると発表した。今年9月に完成し、同年12月には開所するスケジュールを描く。同社は、既存の反応槽を活用しながら処理水質を高めることができる中大規模処理施設向けのMBR(膜分離活性汚泥法)装置を開発し、需要を見込む北米や欧州を中心に受注活動を展開中。今後は、MBR装置のみならず、ポンプやブロワ、制御盤等を含めたMBRの処理システム全体の技術を確立することが不可欠だと認識し、このほど同社の水•環境事業では初めてとなる海外研究開発拠点の設立を決めた。