バイオマス関連技術が多数集結: 前回展を上回る632社が出展

摘要

「2016NEW環境展」および「2016地球温暖化防止展」(日報ビジネス主催)が5月24～27日，東京•有明の東京ビッグサイトで開催，4日間で約15万8,000人が来場した.今回は環境展が「環境ビジネスの展開」,温暖化防止展が「CO_2削減と新エネ•省エネビジネスの推進」をテーマに掲げ.前回展を上回る合計632社2,248小間が出展.前者は，①ベンチャー，②関係団体•学術機関.③土壌•大気•環境改善，④水処理•水質浄化，⑤収集•運搬•搬送•保管•物流，⑥バイオプラスチック•包装•ェコ製品，⑦自治体，⑧サーマル，⑨環境ソフト•スケール•測定•分析•環境ソリューシヨン，⑩バイオマス•有機性廃棄物処理，⑪環境インフラ•国土強靱化•防災減災，⑫再資源化•廃棄物処理•解体，⑬屋外会場の13エリア，後者は，①新エネ•再エネ推進，②地球温暖化防止対策.③猛暑対策.④節電•省エネ対策.⑤©ベンチャーの5エリアで構成され，FITにおける買取価格の優位性や地方自治体などで問題となっている森林の放置.荒廃および林業従事者の減少•高齢化といった背景から林地残材や建築廃棄物といったバイオマスの利活用に関する技術•装置が多数見られた.以下，紙パ産業にも関わりの深い企業•団体を中心に出展内容を紹介する.