第6回技術研究発表&交流会を開催: 4テーマの分科会もスタート

摘要

紙のエレクトロニクス応用研究会(以下，紙エレ研)は3月14日，東京都港区西麻布のクレイサロンで第6回技術研究発表&交流会を開催.今回は3件の講演に加え，新たに発足した4つの「ものづくり分科会」についての説明も行われた.冒頭，事務局長の藤平亘氏が，とくにIGAS2015(9月11〜16日開催)への出展以降顕著となった会員数の増加について報告したほか，次回研究発表会を6月に開催することを発表.続いて代表幹事の江前敏晴氏(筑波大学教授)は研究会の会員数増加と規模拡大を受け，将来的には「学会のような形，あるいは何らかの認定を受けた公認の団体としてさらに発展させていきたい」と挨拶.また新発足の分科会については，「もともと当研究会は大学，企業，アーティストという3つのセクターの人たちがコラボレーションして取り組むことで，何か面白い紙のエレクトロニクスをつくっていこうと設立されたわけだが，ようやく具体的に動き出したと感じている」と述べた.