中央環状品川線シールドトンネル工事概要: 約8kmの長距離・高速施工

摘要

中央環状品川線は，中央環状線（全長47km）の南rn側部分を形成し，高速湾岸線から分岐したのち，目黒rn川及び環状第6号線（山手通り）の地下空間をトンネrnルで北上し，中央環状新宿線及び高速3号渋谷線に接rn続する全長約9.4kmの路線である。中央環状品川線はrn中央環状線の最後の整備区間として，早期完成とコスrnト縮減が求められている路線であり，平成25年度の完rn成を目指している（図-1）。rn本路線では，湾岸線から分岐した直後に大井立抗をrn設け，そこから新宿線接続部の大橋地区まで約8kmrnのトンネルをシールド工法で計画された。シールドのrn直径は約12.5mで，この径のクラスでは，国内でも例rnを見ない世界的に最大級の長距離・大断面シールドトrnンネル施工となる。さらに，工程的にも施工の高速性rnが要求され，本工事では，それらに対応できる技術がrn求められた。rnまた，五反田出入口工事，大橋JCT分合流部におrnいては，中央環状新宿線でも実績のある，2本のシーrnルド通過後，シールドセグメントを切開き，出入口をrn構築する切開き施工を行う。rn本報告では，中央環状品川線のシールド工事のうちrn首都高速（株）が施工分の大橋行きのシールド工事につrnいて，その計画，工事発注段階からシールド発進までrnを報告するものである。