インドネシア•メダンにおける水災害セッション開催

摘要

2015年10月21日インドネシア•メダンにおいて、前日までの第23回ユネスコ国際水文学計画東南アジア•太平洋地域運営委員会会合に続く形でユネスコやィンドネシアが主催する国際シンポジウム「世界の水及び環境の持続可能性確保に向けた総合的取組み」が開催されました。その中で土木研究所水災害•リスクマネジメント国際センター(ICHARM)は「アジア太平洋地域における水と災害に関する国際イニシアチブに向けた準備プロセス」と題した横断セッションを開催しました。ユネスコ、世界気象機関、国連大学、国連国際防災戦略等の国際機関が世界の洪水管理推進のために協力する枠組みとして2005年に国際洪水イニシアチブ(IFI)が設けられ、ICHARMは設立以来、その事務局を務めています。本セッションでは、このIFIの下でアジア太平洋地域を皮切りに統合洪水管理を実践する仕組みについて関係機関、参加者と議論を行いました。