中環審と産構審の合同会議でとりまとめ

摘要

環境省の中央環境審議会特定有害廃棄物等の輸出入等の規制の在り方に関する専門委員会と経済産業省の産業構造審議会の廃棄物•リサイクル小委員会有害廃棄物等越境移動ワーキンググループの合同会議がさきほど開催され，報告書がとりまとめられた。報告霱では，バーゼル法の見直しについて提言を行っている。有害廃棄物等の輸出入の双方で，環境汚染が生じるリスクに応じて規制水準の適正化を図ることを基本的な考え方とし，OECD加盟国向け輸出の適正な管理.雑品スクラップなどの迅速な規制対象物認定の実現，規制対象物の法的根拠の明確化，環境リスクの低い廃電子基板などの輸入手続きの簡素化，シップバックへの対応などについてバーゼル法見直しの方向性を示した。ここでは.報告書の抜すいを紹介する。