【ホンダCB×ポルシェ911】

摘要

ポルシェ911とホンダCB。両者には実に生い立ちや生き様が似ている。例えば、高性能スポーツモデルとして生を受けたこと。911はフエルディナント·ポルシェが、1960年代という新たな発展へと向かう輝かしい時代に、新世代の高性能スポーッカーとして登場させた。かたやCBは911の登場より少し前の頃、本田宗一郎率し、るホンダが世界で通じる高性能バイクを目指して作ったモデルだ。世を驚かすような革新性や独自性を持っていたことも両者に共通することだろう。911はご存知のようにRRという独特のレイアウトを持ち、初代は2リッターSOHCの水平対向6気筒空)令エンジンを搭載。当時の大排気量車も舌をまくほど俊敏なスポーッカーとして登場し、ロードでもラリーでも活躍した。のちに排気量は上がっていき、1976年には930ターボをリリース。空冷エンジンにターボという技術面の凄さを世に見せつけ、量産スポーカーとして世界最速を誇ったのはいうまでもない。