ついにボディを塗装する段階になった

摘要

丁寧にマスキングされた500Dが塗装ブースの中に入ったということは、ボディの成形作業がすべて完了したことを意味していたが、最後の最後で塗装スタッフがAピラーの付け根あたりに微細な凹凸があることに気づいてしまった。急きょ塗り始める前にその部分を修正することになったが、ちょうど我々取材班が塗装風景を撮影するためにスタンバイしているタイミングだったので、ラストの成形作業もご覧のように撮ることができた。なお、この一連の最終成形作業を行ったことにより、塗装開始時刻が3時間後になってしまい、取材当日に一度塗装ブースの前を離れることにした。まさに想定外の流れだったが、先月号にも記したように"フルレストアに困難は付き物"なので、それを地で行く展開だったといえるだろう。